【ダミーデータ】ロレックス デイトジャストのオーバーホール事例|動作停止・精度不良の改善

メーカー
ロレックス
モデル
デイトジャスト 16234
症状
動作停止/時間の遅れ
原因
潤滑油の劣化およびゼンマイの摩耗
対応内容
オーバーホール+ゼンマイ交換
期間
約3週間
費用
約58,000円

症状の詳細と原因解説

今回の個体は、長期間オーバーホールが行われていない状態で使用されており、内部の潤滑油が劣化・乾燥している状態でした。その影響により歯車の動きが鈍くなり、最終的には動作停止に至っています。また、ゼンマイにも摩耗が見られ、駆動力の低下が精度不良の要因となっていました。

作業工程

1. 分解・状態確認
外装およびムーブメントを分解し、各部品の状態を詳細に確認します。油切れによる摩耗や汚れの付着が見られ、特に駆動系パーツに負荷がかかっている状態でした。交換が必要な部品を選定し、修理方針を決定します。
2. 洗浄・部品交換
分解した各パーツを専用洗浄機にて洗浄し、古い油分や汚れを除去します。その後、摩耗が確認されたゼンマイを新品に交換し、今後の安定した動作が維持できるように整えます。
3. 組み立て・注油
洗浄および部品交換を終えたムーブメントを再組立てし、適切な箇所に適量の潤滑油を注油します。油量や塗布位置は精度に直結するため、慎重に調整を行います。
4. 精度調整・動作確認
組み上げ後はタイムグラファーにて精度測定を行い、日差の調整を実施します。最終的に安定した数値に収まるよう微調整を行い、数日間の動作確認を経て仕上げます。

担当技術者のコメント

ロレックスは精度が高い一方で、定期的なオーバーホールを行わないと内部の油切れによる不具合が発生しやすい傾向があります。本件も典型的なケースであり、適切なメンテナンスによって本来の性能を回復させることができました。今後は5年前後を目安に定期的な点検を行うことで、より良い状態を維持いただけます。

同様の症状でお困りの方へ

お使いの時計に、
「止まってしまった」「時間がずれる」「動きが不安定」といった症状はございませんか。

また、長期間オーバーホールを行っていない場合、内部では気づかないうちに劣化が進行している可能性があります。

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